アメリカ政治の歴史・・・その3
ウォーターゲート事件そのものは、国民世論、マスコミ、並びに連邦議会および司法部などの努力・協力により、現職の大統領を辞任に追いこみ一応の解決をみました。
しかしこの事件は、大統領に対する信頼を失わせしめ、国民の間に大きな政治的挫折感を生みだしました。
その意味で、ウォーターゲート事件がアメリカの政治に及ぼした影響はきわめて深刻であるといわねばいけません。
一九七二年六月十七日ニクソンの大統領再選委員会のメンバー五人(後に二人逮捕されて七人)が、ウォーターゲート・ビルの六階にある民主党全国委員会本部の委員長の電話に取り付けてあった盗聴器の修理、資料の複写をしているのを警備員に発見され、逮捕された。
当初、事件の関係者として七人が起訴されました。
しかしニクソン大統領は、事件とは無関係であるとの立場をとっていました。